お世話になった、一人目の出産。
母になれてから毎日幸せです。

私には2人の娘がいて、当然に2回お産をしたのですが、とても不思議なことに1人目のお産の記憶がくっきりと残っていて、2人目のお産の記憶は薄いのです。きっとそれはマーヤさんが居たか居なかったか、だったんだと思っています。 1人目のお産。破水して子宮口3～4cmからなかなか進まずやっと7cmになった時、マーヤさんはノートパソコン片手に私のいるLDRへやってきてくれました。ノートパソコンの電源を繋いで「ん～、あと1時間かな！」って言って一旦出ていきました。マーヤさんの顔を一瞬見てホッとしたのは苦しまぎれのくっきりとした記憶です。それから子宮口全開、マーヤさんと向かい合ってマーヤさんの柔らかい声の力強いリードでお産が始まりました。私はもう全てを任せていました。痛くて痛くて痛いのに、そんな中マーヤさんは鼻歌を歌うんです。真逆のそれが痛みを和らげて、強張った力が抜けるんです。赤ちゃんの頭が出たとき「下みれるかな？」って私の中から私の赤ちゃんが、新しい命が、まさに産まれ出るところを見せてくれました。この時見た娘の小さな丸い頭は苦しまぎれのくっきりとした幸せな記憶で、宝物にしています。マーヤさんから「おめでとうございます」の言葉と一緒に私の胸の上に赤ちゃんがやってきたとき、幸せで涙がいっぱい溢れました。こんな涙は初めてで、私の生きてきた中で何よりも幸せな瞬間でした。それから電源に繋いでいたあのノートパソコンをポチッとして、materさんのinochを小さくかけてくれていました。それが今、私が子育てに悩んだ時の初心に戻れる曲になっているんです。

2580gで小さめに産まれた娘はなかなか上手におっぱいを吸うことが出来ず、でも出来れば完全母乳で育てたい私はその後もマーヤさんにリードし続けて頂きました。初めは週に1回、おっぱいマッサージとアロマトリートメントを自宅に来てやって下さいました。徐々に2週に1回、3週に1回、1ヶ月に1回とその間隔が広くなっていきましたが、それと同じペースで私自身も徐々に「母」になっていく実感を得ていきました。おっぱいマッサージは痛いイメージがあったのですが、マーヤさんのおっぱいマッサージは全く痛みはありません。最中は近況報告やそのアドバイス、世間話をする余裕があるほどの穏やかな時間です。さらにそのあとのアロマトリートメントは、その日に合った香りを選んで頂き、引き続きより一層の穏やかな時間です(寝てしまいます)。この間、赤ちゃんは私のすぐ横にいて、泣き出す事があれば中断したり、おっぱいを吸わせながら同時進行するという日もありましたが、全ては母と子の為に尽くされた温かい時間でした。

おっぱいの出が落ち着いた頃、インファントマッサージを教えて頂きました。太白ごま油を用いて赤ちゃんの全身を足から順番に優しくマッサージするのですが、これは娘と私のコミュニケーションツールの一つとして知っていて良かったです。言葉では伝わらない、でも伝えたいことがインファントマッサージで娘へ伝えられ、信頼関係を構築する基盤ができたと思っています。赤ちゃんの時だけじゃなく娘が言葉が通じる少女になっても、言葉だけじゃ足りない伝えるべきものを伝えるときのツールとして、今は持っていて安心の武器になっています。

想いが溢れて長くなりましたが、改めましてマーヤさんには大変お世話になりました、いや、なっています。マーヤさんといつでも繋がれていることで、私らしい母ができています。母になれてから毎日幸せです。本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

三男が生まれた日。
わたしたちにとって必然の日でした。

我が家の三男が生まれた時のこと。その日は、私達家族全員、マーヤさんを呼んでいたのだと思います。
私が本当にうまく従うことができず、息子のお産を乱してしまい、危険な場面がありましたが、助産院の皆さんと、マーヤさんのすばやく的確な神業で助けられました。あの時、マーヤさんが立ち会ってくださったのは、偶然ではなく私達の心がつくった必然でした。

もしもう一度、命を授かることができたら、その時は自宅でマーヤさんに取り上げてもらう事、イメージしてわくわくしています。
そして、あおのおっぱいマッサージも忘れられないです。体内エネルギーの流れを整えてもらったような感覚でした。他人に自分の身を委ねることはとても勇気のいることだと思っています。そして場所や方法、いろいろなことが自由に選べる今、私は迷わずマーヤさんの手を選びたいです。